ココがポイント
幸福度は最も身近な人へ伝染します
Contents
① 日本の子供の幸福度は最低レベル
② なぜ日本の子供の幸福度が低いのか
③ 幸福度を上げるためには
①日本の子供の幸福度は最低レベル
https://www.asahi.com/articles/ASN926G7GN92UTFL001.html
「日本の子供たちは、身体的には健康だが、精神的な幸福度は低い・・・」
こんなデータをユニセフ(国際児童基金)が公表した、というニュースが話題となりました。
この調査は、世界の先進国・新興国で構成される38カ国の子供を
精神的な幸福度、身体的健康、学力・社会的スキルといった
分野から分析し指標をランキングしたものです。
この調査内容によると、日本は身体的健康分野ではトップ。
また経済面でも比較的に恵まれている結果が出ていますが、
精神的幸福度は、なんと38カ国中37位と最低レベルの結果となっており、
「生活に満足している」と答えた子供の割合は62%だったとのこと。
だ、だ、大丈夫か、日本の未来は??
と思わず独り言を呟いてしまいました・・・・
ただ、私はこのニュースを知って多少驚いたことは否めませんが、
「まぁ、そうだろうね」と納得できたのも事実です。
②なぜ日本の子供の幸福度が低いのか
一般的に、幸福度は自己肯定感の高い人ほど同じように高くなると言われています。
自己肯定感の高い人とは、自分自身を認めてポジティブに受け入れている人のことです。
皆さんの周りにも、どんなに逆境でも前向き思考でいられるポジティブな人、いませんか?
このような人たちは、総じて幸福度も高い人たちなのです。
逆にネガティブな人は、自己肯定感の低い人となります。
自分自身を否定し物事を悲観的に捉えてばかりいる人たちです。
自分を否定することで始まる努力もありますが、
これはその前に、自分自身を受け入れていることが前提となります。
そして私が危惧しているのは、
日本の大人の自己肯定感はどうなのか??です。
日本語の「過労死」が英語表現にも適用されるように、
日本社会には自殺やうつといったキーワードが連日メディアに取り上げられるほど
我々の生活にとって身近な存在となっています。
朝の通勤電車や、保育園の送り迎えで一緒になる
大人らの顔は強張り、挨拶すらしない人もいます。
残念ではありますが、私が見る日本の社会には覇気がなく
自然と自己肯定感が漲ってくるような環境とは思えません。
それは自分自身を謙遜し他人を尊重する日本の良き風習の
負の側面とも言えるかも知れません。
自分自身を見下し過ぎて、いつしか自分に自信を持てなくなり
気付けば自分を否定するようにまでなってしまう...。
さらに恐ろしいことに、
この自己肯定感は最も身近な人に伝染します。家族、恋人、職場の同僚など。
人間は環境の生き物です。
よく考えてみて下さい。
親の自己肯定感が低ければ、その親と毎日接する子供の自己肯定感は
高くなると思いますか?
つまり私の考えですが、
日本の子供の幸福度が低い理由は
親である大人の自己肯定感が低いためです。
③幸福度を上げるためには
幸福度と自己肯定感には相関があることを上述しました。
幸福度、そして自己肯定感を上げるためには、これらを下げる要因となる
ストレスを取り除く、もしくは和らげることが効果的です。
ストレス解消の方法は巷で溢れていますが、
私自身が様々な方法を実践してみて最も効果があったと感じた手法を紹介します。
それは、とにかく紙に書くことです。
自分自身のなりたい姿や、現在の悩みを紙に書き出してみましょう。
内容は何でも構いません。人に見せる必要もありません。
自分の気持ちに素直になり体を動かし、自分の目で見て認識するだけで良いのです。
やってみると分かるのですが、
不思議と書き出すだけで気持ちは落ち着きます。
人は自分自身でも認識できていない事象を不安として嫌がります。
そしてそれがストレスの原因にもなります。
つまり人は自分の気持ち(なりたい姿、悩み)が分からずストレスを溜めているのです。
これが私の思う最も効果的なストレス解消法であり、
最も簡単でもあり誰でもすぐに取り入れられる手法です。
今回は子供の幸福度から、大人の幸福度を上げる手法について
紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。
2人の子供の父親である私としては、
日本で生まれ育ち、この国・日本が大好きな私としては、
この国がもっと子供たちにとって過ごし易い国になってもらいたいと
心から懇願しています!!
〜人生二度なし悔い無く生きよ〜