目次
- 多様化するストレッサー
- 育児から逃げる父親
- イクメン?が当たり前の世界の父親像
- 育児経験者はビジネスにも実は有利
多様化するストレッサー
近年は情報社会と呼ばれ、我々は日々膨大な量の情報と接し、
仕事においては有効な情報を効率よく取り入れ、活用し、
業務の効率化が求められる世の中だと私は感じています。
ストレッサーとは、人のストレスになる原因を示し、
ストレスは人の疲労に直接繋がります。
(引用元:大正製薬HP)
30、40代の方々の疲労の原因、つまりストレッサーの
第3位に育児が挙がっています。
実際に現在育児にご健闘されていらっしゃる方には残念ですが
共感できる内容です。
育児から逃げる父親
皆さんの周りで育児に積極的に関与されている男性はいますか。
実際に参画しているかどうか、は知り得ないと思いますが、
実際に二児の父親である私からすると、会話をしてみれば
その会話の内容でいかに育児をされているか、は正直分かります。
私の周りでは、20代や私と同世代となる30代前半の方々は
育児に積極的である一方、40代以降になるほぼ皆無です。
会話が子供の話題になると、話題をすぐに変えられてしまうことが多いです。笑
女性の社会進出が進むにつれて、家事はもちろん育児に対する男性の参画意識は
変わりつつあるものの、やはり育児は女性(母親)がするものという
固定概念は残ったままだと思います。
(引用元:東京都生活文化局HP)
上記データは昨年に東京都が実施した家事、育児、介護へ
割いている時間を男女別で調査した結果です。
特に育児は女性が男性の2倍以上も時間をかけています。
この結果より、今だに日本は男性と女性の社会進出は平等になっていない
という印象を受けると同時に、
男性の育児に対する意識も低いままだと感じています。
イクメン?が当たり前の世界の父親像
先日海外の友人に、日本で育児に積極的な父親は「イクメン」と呼ばれると
紹介したところ、笑われました。
日本のような世界の先進国では、育児は母親が行うものではなく、
父親母親ともに協力するといった「共同作業」という認識が多いです。
特に父親が育児に関与する国として有名なスウェーデンでは、
父親の約9割が育児休暇を取得する社会となっています。
一方日本の父親の育児休暇取得の割合は一割にも達しません。(涙)
会社の仕事で、海外拠点の方々とやりとりをしていても、
父親である社員は、子供や家族の都合を最優先に仕事のスケジュールを調整しています。
育児経験者はビジネスにも実は有利
日本社会の父親は、
家族を養うために家族を一身に背負って
血眼になって努力するんだ....
育児もしたいが仕事でそれどころではない....
仕事優先は子供のためなんだ...
という強い思いを持った方も多いと思います。
ただ、私はビジネスパーソンこそ育児という
何とも理不尽であり人生で数回しかない
貴重な体験をすべきだと思っています。
職場では当たり前のように行われている「忖度」が
小さな子供には全くないため、報われない努力は日常茶飯事です。
自分自身では精力的に育児をしているつもりでも、
子供からしてみれば、それが好きか嫌いか、
その時の気分や感情で判断されてしまうのが当たり前の世界です。
また育児をしたって誰も評価も褒めてもくれません。
始めのうちは家族に感謝されるかも知れませんが、
ある程度の時間が経てばそれが当たり前となり、
サボるとむしろ責められる可能性が高いです。
・・・あぁ・・なんて理不尽なんだ、と感じる事でしょう。(笑)
これを経験すると、仕事は何て楽なんだ、と思う瞬間があります。
これはよく妻とも盛り上がる話題なので、共感してくださる方も多いと思います。
もちろん人間関係に悩むような職場もあるとは思いますが、
仕事は基本、やるように指示された事さえやれば評価される仕組みになっています。
ただあるレベルを超えてくると、
自分一人で完結しないミッションが多くなります。
結局のところ相手は中身の人であり、理屈や理論で100%カバーはできません。
よく人の仕事の100%はAIに奪われないと言われますが、
人の感情はコンピュータでプログラミングできるほど単純ではなく、
育児を経験している方だからこそ、
仕事の本質を捉え、周りとのコミュニケーションを活かして
より高い質の成果を仕事で出せるのではないでしょうか。
少しでも多くの父親にもこれから
育児に積極的に関わり、関われるような社会になることを
切実に願っています。
〜人生二度なし悔い無く生きよ〜