目次
- お金を増やす方程式
- お金を増やす順番
- 平均年収サラリーマンの資産シミュレーション
お金を増やす方程式
世の中には、お金を増やすための非常にシンプルな方程式が存在します。
お金を増やす方程式=(収入ー支出)×運用
運用という言葉が難しいと思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、
要は投資です。
世の中には、株式、債券、コモディティ、不動産、デリバティブなどといった投資対象が沢山あり、
それらへの投資することでリターンが見込めます。
でもなんか投資って怖い?破産しそう・・・
なんて思われる方も多いと思いますが、
実は人生において、投資を正しく理解し行っているか否かで
あなたの資産は大きく変わります。
お金を増やす順番
お金には増やす順番があります。
この順番を間違えると資産はなかなか増えていきませんので、
このステップは必ず守りたいです。
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1お金を貯めて軍資金を増やす
ここでの軍資金とは、先ほどの方程式の、
収入ー支出
となりますが、これがマイナスだと非常に苦しいです。
住宅や自動車のローンや生命保険の見直し、また固定費の削減といった方法で
なんとかプラスにしたいところですね。
この方法については、また別の記事で詳しく記載したいと思います。
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2軍資金を活用し、更に資産を増やす
ステップ1で貯めた軍資金は大切に、そして効率よく活用したいものです。
自分自身で投資に回す金額を設定し、その金額内で徐々に投資に回していきます。
ここで大事なのは、投資はお金を儲ける手段の1つでもありますが、
投資を通じて様々なことを学べる点です。
世界や国内経済の動向、投資した会社の経営状況や事業内容、そして世の中の流行りなどなど。
自身の感度を研ぎ澄まし、視座を高めることに繋がります。
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3増やした資産で安定運用する
最後は、これまでに築き上げた資産を安定運用します。
例えば、資産1億円を投資に回し金利5%/年で運用できれば、
税引き後で年間400万円の収入が得られます。
そして仮にその400万円で生活できるのであれば、
まさに経済的自立を果たせている、ということになります。
働いて稼がなくても、資産がキャッシュを産んでくれる状態です。
当然、資産がキャッシュを生むこの循環を利用して、
お金を更に増やすことが可能となります。
平均年収サラリーマンの資産シミュレーション
では具体的に上記のstep1~3を行って、運用した場合に
資産はどのようになるのか、検証してみましょう。
■前提条件
・毎月積み立て額:10万円
・年間想定利回り:7%
・期間:30年間
サラリーマンの平均年収(約400万円)、
地方在住の単身者という設定で前提条件を決めていますが、
贅沢をしなければ決して難しい積み立て額ではないと思います。
また想定利回りについては、時期によって浮き沈みはありますが、
30年間の期間での平均利回りとしては、決して難しい数字ではないと考えます。
そのシミュレーション結果が下記です。
特に注目して頂きたいのは、元本と運用収益の差です。
元本というのは単に、毎月10万円の積み立てを30年間行った場合の金額です。
(10万円×12ヶ月×30年間=3,600万円)
一方で、運用収益というのは元本の約2倍にものぼります。
これには複利の効果がはたらいており、
複利とは運用によって得たキャッシュを元本に投入し再投資することで
生まれるキャッシュが雪だるま式に増えていく、
まさに長期投資における王道手法です。
この結果、上記前提にて積み立て投資を継続すると
30年間で資産1億円を達成することになります。
まとめ
- お金を増やす方程式=(収入ー支出)×運用
- お金を増やすには順番がある
- 平均年収サラリーマンでも、積み立て投資を長期的に運用することで30年間で資産1億円達成できる
では具体的に何に投資して運用していくか、
については別記事にて具体的に紹介していこうと思います。
まずは投資による資産形成にご興味を持って頂ければ幸甚です。
〜人生二度なし悔い無く生きよ〜